生産拠点

ツッフェンハウゼン工場

ツッフェンハウゼン(Zuffenhausen )工場はシュトゥットガルトにあり、1940年代から続くポルシェの主力工場である。ポルシェ・ボクスターをフィンランドの工場に生産委託する以前は、多くのポルシェをこの工場で生産していた。工場は大小4つの建物から成り、販売拠点であるポルシェセンターやポルシェ博物館、修理・特注工場が併設されている。

ライプツィヒ工場

生産能力増強のため、旧東ドイツ地区のライプツィヒ に新しい工場を建設し、2002年8月に稼動開始した。テストコースも備える広大な敷地に近代的な外観と設備を備えるライプツィヒ工場は年間3万台超の生産能力を持ち、現在最も販売好調なカイエンとパナメーラの生産を行っている。2006年迄はカレラGTの生産も行っていた。

社外生産

フィンランド

ポルシェは創業以来、ドイツのツッフェンハウゼン工場で生産を行っていたが、ポルシェ・ボクスターが販売好調のためフィンランドのヴァルメト・オートモーティブにボクスターの生産を委託。その後ケイマンの生産も委託し、徐々にフィンランド製の割合が引き上げられ、2007年からボクスターとケイマンの生産はすべてフィンランドで行われている。この2車種については2011年までフィンランドで生産される予定で、2012年以降はオーストリアのマグナシュタイアーが担当する予定。

スロヴァキア

ポルシェ・カイエンの部品製造の一部は、姉妹車であるフォルクスワーゲン・トゥアレグ、アウディ・Q7とともに、スロヴァキア・ブラチスラヴァのフォルクスワーゲン工場で生産される。

主な子会社

ポルシェデザイン・グループ

男性向け服飾ブランド「ポルシェデザイン」などを展開

Porsche AG

種類 AG(株式会社)
本社所在地 ドイツ
シュトゥットガルト・バーデン=ヴュルテンベルク州
設立 1931年
事業内容 自動車の製造・販売
売上高 72億7300万ユーロ(2006年)
代表者 ミハエル・マハト(CEO)