モータースポーツ

ロードレース

耐久レース

ポルシェおよびその子会社は、耐久レース、特にル・マン24時間レースに積極的に参戦してきたことで知られる。

フォーミュラ

1957年、フォーミュラ2が1.5LになるとRSKスパイダーをシングルシーターに改造したポルシェ・718で参戦し、1960年にはコンストラクターズ・チャンピオンを取得した。1961年からフォーミュラ1が1.5Lになるとフォーミュラ1へステップアップ、当初水平対向4気筒エンジンを搭載したポルシェ・787、1962年シーズンは水平対向8気筒エンジンを搭載したポルシェ・804で戦い、フランス・グランプリにて1勝を挙げた。

1983年から1987年までマクラーレンTAGポルシェに1.5L V6ターボエンジンを供給し、特に1984年から1985年にはニキ・ラウダ、アラン・プロストによってドライバーズ・タイトル、コンストラクターズ・タイトル、翌1986年もプロストのドライバーズ・タイトルの獲得に貢献した。

1991年にもフットワークに3.5L V12エンジンを供給したが、ポルシェ・917の水平対向12気筒と同じようにV6ターボを2つつなぎ合わせ、クランクシャフトの中央からスパーギヤでバンク中央のシャフトに出力するセンターテイクオフを採用していたため200kgと重いうえに大きく、更にパワーが出ない駄作であった。実はこのエンジンは、もともと1987年のシーズンオフにマクラーレンに提案されていたのだが、当時のデザイナーであったゴードン・マレーから大きすぎると却下をくらったいわくつきの代物で、フットワーク・アロウズは3500万ドルを投じたものの、あまりの信頼性のなさにシーズン半ばコスワースDFRに換装し、ポルシェは事実上の撤退を余儀なくされた。

Porsche AG

種類 AG(株式会社)
本社所在地 ドイツ
シュトゥットガルト・バーデン=ヴュルテンベルク州
設立 1931年
事業内容 自動車の製造・販売
売上高 72億7300万ユーロ(2006年)
代表者 ミハエル・マハト(CEO)